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2019.12 ハシゴの話

令和元年も残すところ、あと少しとなりました。年の瀬は何かと気忙しく車の運転には気を付けたいものです。年末と言えば忘年会などお酒を飲む機会も多くしかも2次会、3次会とハシゴ酒となります。
しかし今回(11月)、飲み会のハシゴではなく学会のハシゴを経験しました。
1軒目は20日から22日まで長崎で開催された日本矯正歯科学会です。朝イチの新幹線で博多まで行き、そこから特急かもめで2時間ほどで到着します。長崎には中学3年生の時の修学旅行以来です。お昼の到着となりましたので、先ずはご当地グルメちゃんぽんで腹ごしらえ。その後会場に向かう予定でしたが、改めてパンフレットで聞きたい講演の時間を確認したところまだ時間がありましたので「日本最初の商社」と言われている亀山社中に向かいました。龍馬ファンの私としましてはそこが今回の長崎訪問の第一の目的でした。長崎駅前から路面電車に乗り「新大工町」電停下車徒歩11分のはずがスマホのナビを頼りにしていたにも拘らず道に迷い25分程掛かりました。しかし目的地到着まで時間が掛かったのにはもう一つ大きな理由があります。想像以上に坂道の勾配がきつく私の脚力が悲鳴を上げた為です。老朽化した建物を当時の物に限りなく近い形に改修、復元し平成21年にオープンしたとの事です。龍馬の足跡にふれた有意義な学会となりました。
2軒目は23日から24日まで新潟で開催された日本睡眠歯科学会です。前日の22日、長崎から博多まで戻りそこで1泊し翌23日福岡空港から朝イチの飛行機で新潟に入りました。
新潟市は日本海側最大の都市らしく県全体では人口220万人、市は79万人と岡山と比べてもその規模は大きいです。道理でNGT48がある訳です。また新潟県には歯学部がなんと2校もあります。こういった事が一因かどうかわかりませんが全国的にも小学校のフッ化物洗口が普及しており、虫歯罹患率も著しく低い優秀な県です。閉塞性睡眠時無呼吸症においても医科歯科連携がきっちりとれておりこの分野においても一歩先を行っている感じが致しました。
講演最中の15時過ぎ、突然スマホに帰路の伊丹行きの飛行機が欠航との連絡が入りました。このまま学会会場に居る事は出来なくなり、急いで新幹線にて帰らなければならなくなりました。機長が乗務前のアルコール検査で引っかかったのか?とんだハプニングです。天候が悪い訳でも無いのに欠航とはこれいかに?
いずれにしましても「ハシゴ」は疲れます。