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2007.10 夏の「みちのくひとり旅!」

少し前の事にはなりますが、今年7月13・14日の両日、第20回日本顎関節学会が杜の都、仙台市で開催され参加致しましたので報告します。みなさん覚えていますか?
13日は台風4号の接近で出発時から雲行きの怪しい天気。無事空路で到着したものの仙台市は小雨まじり。以前、何度か仙台 市を訪れた事があり、土地勘もあると思っていましたのでJR仙台駅から徒歩で宿泊先のホテルに直行する事にしました。勘はあくまでも勘ですね~。歩いて行けば行くほど、周りの景色が淋しくなり悪天候の中、遂には自分が迷子になっている事に気づきました。小雨の中、途方に暮れていたところ、散歩している人に 遭遇。その人に道を尋ねることにしました。
私は、通りを一本間違えていたらしく、親切にも宿泊先のホテルまで一緒に行ってくれるとの事。仙台の人は優しいですね~!感謝!

さて今回の学会参加の目的は、日本顎関節学会認定医審査のためのケースプレゼンテーションを行うことです。
「顎関節症を伴う上顎前突症例に対して下顎位を考慮した歯科矯正治療が奏効した一症例」というタイトルでケースプレゼンテーションを行いました。
7分間の発表に続き10分間の質疑応答。外の天候同様、会場の中もまた悪天候、3人の審査委員の先生方から質問の雨、あられ?!

翌14日、台風は最接近。帰路につこうと学会会場を後にしたもののさらに暴風雨は強まり差していた傘はひっくり返され、車に水は引っ掛けられ「びしょびしょ」になる始末。このため飛行機は欠航となり仙台に足止め、予定外の連泊となりました。なんとも忘れられない「みちのくひとり旅」となりました。

ここでいっしょに死ねたらいいと~♪
すがる涙のいじらしさ~♪
・・・・・みちのくひとり旅~♪

先日、日本顎関節学会認定審議会から「合格」の通知を頂きました。
今回のこの認定医審査を申請するにあたり数々のご指導、ご助言を賜りました川崎医科大学歯科矯正学教室前教授 中川皓文先生並びに、香川大学医学部歯科口腔外科講座教授 長畠駿一郎先生に感謝申し上げます。有難うございました。