矯正歯科(歯列矯正) 岡山県倉敷市の矯正歯科 歯並び イシイ矯正歯科クリニック 

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院長からの歯についての話など、ちょっとわがままなコラムです。
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2008/2/4
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icon 2つの治療コンセプト icon 治療の進め方 icon 顎関節症と咬み合せについて

2つの治療コンセプト 

 ■顎関節と調和のとれた咬み合わせ
顎関節は、直接咬み合わせの影響を受ける、重要な運動器官だと言われています。そこで当クリニックでは、顎関節の動きに調和した咬み合わせを作ることを治療目標の一つとしています。例えば出っ歯(上顎前突)症例では、一般的に咬み合わせ平面(後部)の傾斜が強く、奥歯の接触が下あごの動きを制限しているのです。
  そこでこの傾向を緩くし、顎関節の動く経路と調和させることによって、下あごはさらに動かしやすくなるのです。
顎関節と調和のとれた咬み合わせ/治療前 arrow 顎関節と調和のとれた咬み合わせ/治療後
治療前   治療後
咬み合わせ平面の傾斜が強く、
下顎は動かしにくい。
咬み合わせ平面が平坦になり、
下顎は動かしやすくなる。

 ■なるべく小臼歯は抜かない
永久歯列期の治療では、主として小臼歯を抜歯しスペースを確保してきました。しかし、当クリニックでは、なるべく小臼歯を抜歯することなく治療を行います。それは本棚に例えることができます。すなわち図のように、本が棚の中で傾斜しているとたくさん入らず、さらに本を入れようとすると、すべての本を真っ直ぐに起こさなくてはなりません。つまり、すべての歯を起こすことで、スペースが生じ、中間歯抜歯の割合が激減しました。そうすることで、歯数を減らすことなく、しかも咬み合わせの力を垂直的に受け止めることもでき、一石二鳥なのです。
顎関節と調和のとれた咬み合わせ/8冊の本が倒れて入っている状態 arrow 顎関節と調和のとれた咬み合わせ/本を真っ直ぐに起こせば、10冊の収納が可能
8冊の本が倒れて入っている状態。 本を真っ直ぐに起こせば、10冊の収納が可能。
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治療の進め方 

 1.相談
顎関節治療の進め方 治療について何でもご相談下さい。わかりやすくご説明いたします。
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 2.検査
顎関節治療の進め方 治療計画を立てるため通常の精密検査(レントゲン・写真撮影・歯型)に加え当院では、顎機能咬合解析診断システム(コンピューターアキシオグラフ)を行っています。 

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 3.診断
顎関節治療の進め方 診断・治療計画・方法をご本人あるいはご家族の方にご説明いたします。
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 4.治療
顎関節治療の進め方 いよいよ装置を装着し治療の開始です。良い治療結果を上げるため装置の説明や歯磨きの指導をいたします。
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 5.保定
顎関節治療の進め方 治療後の後戻りを防ぐためリテーナー(保定装置)を装着し観察します。通常3〜4ヶ月ごとにチェックします。
 ■機能診断システムとは?

審美面はもちろんのこと、機能的なかみ合わせを作るためには、顎関節の状態を知る必要があります。
そこで、当クリニックでは、顎機能咬合解析診断システム(コンピューターアキシオグラフ)を使い、いろいろな下あごの運動パターンを記録解析します。
こうして得られたデータをもとに、最適な下あごの位置を探し出し、治療を行っています。

※医院紹介ムービーの再生には、windows media playerのダウンロードが必要です。

顎機能咬合解析診断システムムービー

【顎機能咬合解析診断システムムービー

▲上の画像をクリックすると、 ムービーがご覧になれます。 (別ウインドウで開きます)
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顎関節症と咬み合せについて 

 1.顎関節症って?
あなたの顎は大丈夫ですか?
3つの症状のうち1つでもあれば顎関節症です!
顎関節症って?
 
顎関節症って?
顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害または顎運動異常を主要症状とする慢性疾患の総括的診断名でありその病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症が含まれる。(日本顎関節学会、「顎関節症の定義」)
つまり「顎の痛み」、「顎が鳴る」、「口が開かない」といった症状をもつ慢性疾患の総称。
子供から大人まで幅広く発生しますが20〜30歳代の女性に多い傾向にあります。
 2.顎関節のしくみを知ろう!
顎関節は下顎を動かすための関節で、耳のすぐ前にあり、頭の骨のくぼみ(側頭骨:下顎窩)と下顎の丸い突起(下顎骨:下顎頭)からなっています。耳の前に手を当てて、大きく口を開けると動くのがわかります。
口を開けていくと、まず下顎頭が回転し、次第に下顎窩に沿って前下方に滑り出していきます。下顎頭と下顎窩の間には関節円板というクッションがあり、動きをスムースにする事と圧力を吸収する役割をしています。下顎を動かしているのは、こめかみにある側頭筋、頬の部分の咬筋など顎の周りについている咀嚼筋と呼ばれる筋肉です。顎関節はこのような多くの構造物が協調した動きをすることにより、話したり、食べたりなどの複雑な運動ができるようになっているのです。

顎関節症
 3.顎関節症の4つのタイプ (日本顎関節学会、症型分類)
■顎関節症1型 咀嚼筋(開閉口時に働く筋肉)障害
筋痛の出現部位は咀嚼筋(咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋)が主であるが、これら4筋以外に顎二腹筋、胸鎖乳突筋にも圧痛として発現する。
■顎関節症2型 関節包・靭帯障害
顎運動時に顎関節痛を訴え、触診で顎関節部の圧痛を認める。
■顎関節症3型 関節円板障害(関節円板がずれている)
<a型> 関節円板がずれているが、元の位置に戻るもの
顎関節症
<b型> 関節円板がずれていて、元の位置に戻らないもの
顎関節症/MRI
顎関節症
▲MRI画像
 

■顎関節症4型  変形性関節症
▼X線写真にて顎関節の骨に変形の見られるもの
顎関節症/X線写真
顎関節症
▲X線写真
 
 4.顎関節症と咬み合せについて
顎の動きのかなめである顎関節は体の他の関節とは違った2つの特徴があります。
一つは左右一対の連結されたもので、右側の動きは左側にも影響するということ。もう一つはある一定の距離を移動するということです。
そしてこの顎関節(下顎頭)の動きは、上顎と下顎との間にある歯(咬み合せ)によって規制されています。つまり、咬み合せは下顎(頭)位を決める大きな要素とも言えます。もしかりに、ずれた下顎(頭)位のまま顎が運動しているとすれば、それは慢性的な刺激を関節に与えることになりかねません。こういったことが、顎関節症の原因の一つだと考えられているのです。

 
 5.顎関節症の治療例
■スプリント治療例  開口障害を主訴に受診
▼スプリント治療にて下顎位を前方に修正、装着後開口量の増加がみられた。
顎関節症
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顎関節症
スプリント装着前(正面)
 
スプリント装着後(正面)
顎関節症
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顎関節症
スプリント装着前(側方)
 
スプリント装着後(側方)
顎関節症
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顎関節症
スプリント装着前(開口量23ミリ)
 
スプリント装着後(開口量45ミリ)

■歯科矯正治療例
上顎前突を主訴に受診/左側顎関節に雑音を認める
▼下顎位が前方に位置づけられ緊密な咬合が確立された事で左側開閉口時雑音の消失がみられた。

顎関節症
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顎関節症
治療前(正面)
 

治療後(正面)

顎関節症を伴う上顎前突治療前_02
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顎関節症を伴う上顎前突治療後_02
治療前(側方)
 

治療後(側方)

▼左側顎関節開閉口時雑音(相反性クリック)の消失を認めた。
顎関節症
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顎関節症
顎機能検査データ(治療前)
 
顎機能検査データ(治療後)
顎関節症
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顎関節症
(部分拡大図/治療前)
 
(拡大図/治療後)



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